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オリーブリーフ日記

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2018.09.14

キジのしっぽ

所長です。
 
前回報告できなかった猫情報、報告させていただきます。

去る6月15日朝、朝玄関前にべっとりと血痕が。
ご飯を食べに来た猫、キジ?ミケ?と心配していたのですが、翌16日、しっぽから出血しているキジが現れました。
お前だったか、とご飯を食べているところをそっと観察したところ、しっぽの先に針金のようなものが見えます。
その後もここまでご飯を食べに来ていて何も変わらないようにも見えましたが、何せ野良、知らぬ間に傷が悪化して行き倒れになってしまうかも、と悩みました。

以前、茶太郎を救えなかったことは未だに後悔していて、もう二度とあんな悔しい思いはしたくない、何とかしなければ、と決心。
とはいえ、何せキジは2年位前から、いろいろな方が去勢手術のため捕獲を試み、それをことごとくすり抜けてきています。
試しにご近所に捕獲器をお借りして、6月22日業務終了後、準備開始。
キジは施設内まで入ってこられるので、ご飯とマタタビを少し付けた布切れを入れた捕獲器を、少し開けた入り口から2メートルほど中に入ったところに設置。
少し待つとのっそりとキジが入ってきて、そのまままっすぐ捕獲器のご飯に向かいあっさりと捕まりました。

すぐに捕獲器をお借りした方に連絡、「よく捕まえたねー」とわざわざ見に来てくれました。
その夜は捕獲器のまま施設に置いて、翌土曜日にいつもうちの猫がお世話になっている病院へ。
針金と思われた尻尾の先は、実は骨だったことが発覚。
挟まれたのか噛みつかれたのか、そこから逃げるときに骨の周りのしっぽ肉がずるっと犠牲になったようです。
しっぽと去勢手術、その他検査も引き受けてもらえたので、しばらく入院となりました。

そして1週間後、手術を済ませ、蚤取り虫下しも済ませてカラーをつけて、5センチほどしっぽが短くなって退院。
幸いエイズ、白血病も陰性でした。
しばらくは大きめのケージでフロアの端で療養、野良で成猫なこともあり人に慣れるか心配でしたが「本当に元野良猫?」と不思議に思うくらい甘えん坊になりました。
果たして施設内に置いておけるのか、現に一度外が恋しかったのか脱走もしたので外で自由に過ごすほうが幸せなのか迷ったのですが、 ちょうど退院の前日、キジと同じようにご飯を食べに来ていたミケが、よりによって施設前で車に轢かれてしまいまして。
やはり外の世界は危険すぎる、と室内飼いにすることにしました。
ミケも、うちにご飯を食べに来なければ事故にあわなかったかも、と少し複雑。

すっかり慣れて、業務終了後リードを外してあげるのですが、にゃあにゃあ呼ぶんですよ。
何事だ、と行ってみるとお座りからころんっとお腹見せ、撫でろとアピールです。
よくこんな甘えん坊なのに、過酷な野良猫社会でとして生き残ったと感心してます。
何度も撫でろと呼ばれるので、仕事が捗らなくて困ってます。
まあキジが来る前も仕事は捗っていませんでしたけれど。

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