デイサービスオリーブリーフは東京都西東京市でデイサービス(通所介護)を行なっております。

オリーブリーフ日記

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2015.09.24

大切な大切な仲間でした

所長です。
よく言われますが、猫って本当に姿を消してしまうんですね。
前回、オリーブリーフに通う猫の話をしました。
非公認看板猫の「茶太郎」です。
もう1年くらいの付き合いで、毎朝デイサービスの前で出迎えてくれていたんです。
その茶太郎が、8月15日を最後に、姿を見せなくなってしまいました。

猛暑日が続く中、涼しそうなところで文字通り伸びていて、毛皮が暑そうだなーと話しかけていたのですが、8月に入って少しした頃、目やにが多くなりくしゃみをするようになりました。
鼻水が目立つようになり食欲も落ちてきたため、前回協力して川から救助したときの猫仲間に聞いてみたところ、濡れティッシュで拭いてあげてとのことでした。

茶太郎は推定ですが、10歳はゆうに超えている高齢猫だったので、正直この猛暑はこたえていたろうと思います。
病院も考えたのですが、相談した方から「私も入院させたけど、他の動物もいる環境で落ち着かなくて、かえってつらい思いをさせてしまったので、一緒にいてあげたほうが良いよ、もうかなりの年だろうし」とアドバイスされました。

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スタッフも「栄養があるから」と子猫用の缶詰やミルクを与えてくれ、最初は口にしていたのですが、そのうち 水も飲めなくなってきて。

駄目でもともと、最悪治らずつらいだけならば獣医に頼んで看取ってあげよう、そう思い、15日土曜日退社したら病院に連れて行こうと「もう少し待ってろよ」と声をかけておいたのに。
仕事を終えてすぐ横たわっていた場所に行ったらいなくなっていて、もうどこにも見当たりませんでした。
翌日また、デイの前に来ているかも、と期待したのですが来てくれませんでした。
それから何日も、草むらや橋の下も名前を呼びながら探したのですが、会うことはできませんでした。

毎朝休まず、日曜日もお正月も出迎えてくれました。
デイサービスで留守番もしてくれました。
お気に入りの利用者さんの膝の上に飛び乗って、よく居眠りしていました。
短く鳴いたり甘えた声を出したり、おしゃべりもすりすりも上手でした。
首の後ろを爪でかき過ぎて、出血してきたときはみんな心配してくれました。保育園児がお散歩で前を通ると、必ず保育士さんが「猫ちゃんだよー」と指差してくれたり、ご近所の方も「ここに猫がいるのよ、ほら」と、子どもたちや動物好きの人気者でした。
みんなに愛されていました。

深夜まで一人残業が続いたとき、一緒に膝の上で付き合ってくれてありがとう。
冬の寒い夜も、おかげで暖かかったよ。
雨の日も雪の日も、毎朝待ってくれていてありがとう。
君に会えると思うからこそ、休みがなくてつらくても出勤することができました。

君と過した1年間、とっても幸せでした。

茶太郎、ありがとう。

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