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2019.02.04

玄関に子猫が届いていました

所長です。

前回予告の子猫について。

キジ捕獲治療と並行して、所長自宅にも猫が訪ねてきました。
いくつも玄関が並ぶマンション、1階とはいえデイ施設のようにご飯を置くわけでもなく、どうして所長宅の扉前にいたのか。
いつも裏口を利用していたのですが、たまたま荷物を持って表口から入ろうとしたところ、ちょこんと座っていまして。
当時おそらく生後3か月前後の子猫、もしかしたらうちだけ玄関マットを敷いていたので、ベッド代わりにしたのかもしれません。
荷物があったので、申し訳ないけれど退いていただいて中に入りました。

しばらくして落ち着いてから、気になってそっと玄関を開けたら、また来ているんですよ。
たまたま来ていて、逃げてしまいもう来ないだろうと思っていたのでちょっとびっくり。
後でわかったのですが、扉にしっかりマーキングされていました。
小さいながらも、縄張りを主張していたのですね。

せっかく来てくれたので、ほんの少しご飯のおすそ分け。
食べたら姿を消していました。
翌朝、まだいるかな、とそっと扉を開けたらもう見当たらず。
でもその夜また来てくれたんですよ、マーキングすごい。
ご飯はもちろん、子猫なので遊べるかな、と猫じゃらしを振ってみましたがそこは距離がありました。
でもおもちゃを置いたままにしておいたら、少し離れたところに持って行って自分でちょいちょいしたり、くわえて投げたりして遊んでいるのが見えました。

そうなると、さて今後どうしようかと。
手元にはキジに使った捕獲器がある。
マンション表通りはそれなりに車が走っていて危険。
もし捕まえられたら保護しようと、初めて会ってからほぼ一週間後に玄関に捕獲器を仕掛けてみました。
10分後にそっと様子を見たら、あっさり捕まってまして、これはもう縁だなと。

捕獲器をお借りしていたご近所の方が、市役所の助成制度が使えるからと、手続きをして去勢手術にも連れて行ってくれました。
男の子でした。
玄関にいたので「玄之丞」と名付け、しばらくは先住猫と隔離しておかねばと、3階建てケージ生活ですね。
キジと違って人慣れするのに時間がかかりそうです。
人に慣れずとも、先住猫と仲良くなってくれれば良いのですけれど。

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